やっと昨晩日本に帰ってきました。成田ーロスーサンフランシスコーロスーロンドンーロスー成田というハードなルートでした。現地からこのブログも更新したかったのですが、通信環境と速度が安定せず、ちょっと難しかったです。アメリカはほとんど休暇でしたが、ロンドンではしっかりと仕事してきました。ロンドン日記と題して何回かリポートしてみます。ロンドンのギャラリー「エクレクティック」はもう1年以上取引をしていますが、あさこちゃんといううちのカミさんとほぼ同年の日本人の若い女性が経営しています。今年の8月に彼女が一時帰国したときに初めて直接会ったのですが、若いのでびっくりした記憶があります。それまではメールとオンラインからの発注だけでしかやりとりをしてなかったので正直、商社マンの奥さんか何かが趣味でやってるようなギャラリーかなと思っていたのです。(実際このパターンは多い)ところが彼女は独身で誰の助けも得ないで頑張っているのを知り、私で出来る事であるならば何か協力するよと申し出て、今回の運びになりました。写真か実物を持ち込んでもらってのライブペインティングという日本でもやったことがない大胆な企画でしたが、外国でカッコをつけてもしょうがないし、せっかくだからよりコミュニケーションがとれて喜んでもらえるものがいいというのでこういう形になりました。結果皆さん大喜びで大盛り上がりな企画になり、当初6枚ぐらいの予定を超え3日間で17~8枚描くことになりました。猫、犬好きは世界どこに行っても変わりませんね。現場で描くのだからモノクロのドローイングがせいぜいかなとも考えたのですがアメリカで一通り画材を買ってきていたのでどうせならという事で色をつけて描くことにしました。それゆえに大変でしたけどね(笑)。もともとこのギャラリーにはスピーチという名前の可愛い看板犬のボストンテリアがいます。(こいつがソックスのような性格で本当に可愛い)その関係で犬好きが多いのですが、一番最初の写真が一番目のお客さんでとても優しいご夫婦。LHASA APSOという珍しい犬種らしいが、ほとんどトイプードルみたいな印象。苦手なタイプのパターンだが、緊張しながらも何とか描き上げるとものすごく喜んでくれる。日本語で犬の名前を入れてあげるとこれが思いのほか大好評で以後ずっとこのサービスで行く(笑)。次の写真がナイスガイのスティーブ。大の猫マニアで以前から私のファンでいてくれているらしい。サイズも何もかも鉄男の好きなようにやってくれという事だったので、のびのびとやる。何であれ猫なら私にとっては気が楽である。こうみえても彼は21才のお嬢さんがいるらしい。当然ながら、大のサッカーファンでトッテナムのサポーターらしい。日韓ワールドカップで日本に来たことがあるらしく大いに盛り上がる。ちょっとだけトッテナムにいた戸田を覚えているかと聞くと覚えてるという。「いい選手だったが、運が無かったな」と気遣ってくれる。来年は一緒にサッカーを観に行こうと約束する。珍しいビールを差し入れてくれる。イギリスの人だねえ(笑)。続きは次回。
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