ギャラリーのある場所はメリルボーン・ハイストリートという所でニュアンスとしては東京でいうところの恵比寿とか白金みたいな感じだろうか。おしゃれな人も多く、週末はかなりの人の流れになる。絵なんか描いてるとあっというまに最初の写真みたいな感じになる。事は結構大変である。誰もこないよりは全然いいが絵を描いて渡すとなるとプレッシャーにはなる。土曜日はかなりの人で一時ギャラリーもパンパンになる。まん前はかのキャスキッドソンの店で、連日、日本・韓国・中国あたりの方々が定番で訪れる店だ。日本人の従業員がいたので手を振ると遊びに来てくれる。ゆっくり観る暇も無いので、娘へのみやげなどを適当にみつくろっておいてと頼み、私はひたすら仕事。2番目の写真のおしゃれなロンドンマダムはキュートなチワワのオーナー。イギリスは写実絵画の本場で重厚な絵が多い。私のようなとぼけた絵は珍しいのか、こっちも嬉しくなるくらい仕上がりを喜んでくれる。単純にこういうのはこっちに来たかいが感じられてとても嬉しい。すぐにチワワ友達を連れてきて、「あなたも頼みなさい」と言ってくれる。ありがたいやら大変やら(笑)。3枚目の写真はロンドン在住の日本人ニットデザイナー、kaoriさん。モダンで明るく、美しく、気さくな素敵な女性。ご本人もデザイナーでご主人もアートディレクターということでこちらもかなり緊張する。でもやはり日本の方と話しをするとほっとするね。普段あまり描くことのない可愛いロングヘアータイプの犬がモデルの事が多く、ああしたい、こうしたいというのはあるのだが、時間の制約もあり、画材もいつも使っているのとは違いまさにアウェーの戦い。それでも何とか喜んで欲しくて頑張って次々と描きあげる。見られている分、さぼれなくて普段よりハードなくらいだね。それでも楽しかった。続きはまた。
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