千葉市にある猫カフェ「きてぃぼっくす」に納品を兼ねて出かける。ここのオーナーと店長が私の個展に来てくださり、その節にうちの商品と作品を店内で何だかの形で展開したいとおっしゃっていただいたのが縁だ。とても誠実な感じで申し出ていただいたので、どうせなら私がそこへ行き、そこの猫達を絵に描いてみるのがいいだろうという事で色々進めている。うちも何軒か地方の猫カフェに商品を卸しているが、猫カフェという所に行った事はいちどもなかった。最初にいったのが4月で今回が2回目だ。カミさんも行きたいというので一緒に行く。ここの猫たちは普段は「ちば愛犬動物学園」で活躍している猫達でオーナーがそこで講師もされている。美しい純血種の立派な猫達が沢山いる。正直私はあまりこういう猫達と今まで縁がなく、私の作風でいいもんなのかどうかも自信がなかったが、そこはそれしばらく遊んでいると当たり前の話だが私の知っている普通の猫と何ら変わらない。猫は猫である。どの子もよく人になついている。左の写真の見事にシンメトリーに柄が分かれているペルシャなど何と名前がピカソである。こいつはどうあっても絵に描かなきゃいかんな、しかもピカソ風に(お前描けんのかよって話だが)と思い私にしては大きい10号のキャンパスに油絵で描いてみた。「泣く女」風がよかったのだろうがやはり私にはそんな才能はない。今まで長毛の猫はなるだけ避けてきたが、私にとってもいい勉強になった。私も長年この仕事をやっているがまだまだ猫の事何も解ってないね。ちなみにピカソは猫じゃらしが大好きな顔に似合わず動きが早い人なつっこい奴でした。一番下のスウィートという名前のブラックスモークのアメショーもユニークな奴でしたね。それにしてもどの猫も大きいね。何枚か描いた原画とうちのグッズ等を店内で展示・販売をすることになりました。お近くの方よろしければお出かけ下さい。原画はうちのサイトの方にも画像だけはアップするようにします。猫カフェ案外はまる人の気持ち解ります。うちで猫を飼っているというのとはまた全然違う面白さだねえ。
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