観るべきテレビが無いので久しぶりにDVDを借りてくる。とうとう劇場で観れなかった「悪人」を観る。我が故郷を舞台にした話だ。見慣れた風景がいくつも出てきて懐かしい。主演2人は九州出身の為、言葉も含めてリアルである。特に妻夫木聡演じる行き場の無い淋しい長崎の若者はややプロトタイプ過ぎる感はあるが特にリアルだ。深津絵里も垢抜けない女を演じさせればピカ一で、笑うくらいこれまたリアルである。しかし、この人はパリに行けばちゃんとパリジェンヌになるし、ニューヨークに行けばニューヨーカーになる。雰囲気を作るのがうまい素晴らしい女優さんだ。映画そのものはどうだったかというと、言いたい事は解るが、それがうまく伝わったかというと今ひとつな気がした。尺が足らないかなあという感じがしたが、劇場映画ではこれでギリギリだろう。テレビドラマの方が良かったかもしれない。それと音楽が聴こえてこなかった。効果的に使える何かはあるように思うが、日本映画の弱点かな。岡田将生の九州弁もちょっとどうかなというレベル。無理もないかと思うがツメが甘いとしらける。何をえらそーにという感じだろうが、九州が舞台の映画だとちょっと力入ります。しかし五島の風景は素晴らしい。さて私の方は制作と作業に追われる日々です。イベントも色々待ち構えるので何だかんだと作らなければなりません。犬物ちょっと増えると思います。写真は最近の作品。
ミューでの個展、お疲れさまでした。
絵届きました(って、ちょっと前の話ですが^^)
さっそく壁に飾りました。感激です!
有りがとうございました♪
投稿情報: Yoko-boo | 2011/04/16 17:41
今回の地震のこと。
日本の空気。
鉄男さんの記事読んで、なんか、ホッとしました。
投稿情報: 林太郎 | 2011/04/14 20:50