年末ということもあり、大変忙しいモードになっています。何とかあと1週間ぐらいで終わらせるのが目標なのですが・・・今回アメリカとイギリスに行って来てとても嬉しかったことがある。それは色んな場所で日本サッカーを褒めてくれたことだ。もちろん代表チームのことなのだが、やっぱワールドカップというのは大きいね。サンフランシスコでたまたま乗ったタクシーの運ちゃんがナイジェリアの人でこの人がとにかく絶賛してくれていた。特にカメルーン戦は胸を打ったようで(この試合は私も心が震えた)そのチームワークと無垢なまでの必死さをしきりに羨ましがっていた。確かにナイジェリアはポテンシャル的にはW杯で優勝してもいいようなチームだが、協会の不健全さや内紛でこのところ国際的な大会で結果が出ていないので情けないような感じがあるのだろう。しかしこんな日が来るとは私も感慨深かった。それとイギリスでは意外と遠藤の人気が高い。これもポテンシャルは高いけれどツメが甘いイングランド代表にこういう選手がいたらなあという思いがあるのだろう。ただ彼等がやや勘違いしているのは遠藤のことを「自分を犠牲に出来る選手」みたいな言い方をしていたが、遠藤は決して自分を犠牲にしているわけではない。あのスタイルが彼にとっては心地がいいのである。まさに日本的な深淵な志をもった選手である。こういう日本独自のスタイルの選手が海外で評価されるというのも感慨深いことだった。写真の絵はロンドンで描いたものの1枚、もうひとつは革物に展開する絵のひとつ。革物はまた新しい柄色々出そうと準備しています。
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