猫がいる酒場のような。

蔵書票。

写真が出来上がった蔵書票です。CAT LOVERと入っているところに本来、票主の名前が入るのですが、これはまあ猫好きの方の蔵書票ということで。仲のいいかたや古いお付き合いの方などをイメージして作りました。最近凝っている万年筆画に墨汁をプラスしています。自分用のも作りたかったのだが手がまわらずです。

今は新作を色々と準備中です。4月、５月と出張が多かったのでやや出遅れていますが、革、服、ブックカバーの新しい奴、ポストカード的なものをずいぶんさぼっているので、その手の新しいアプローチのやつ、手拭い、久々のお茶缶などを考えていますが、どれぐらいいけますかね。お楽しみに。

6月は催事は何もありません。７月に革展、８月に名古屋の三越の予定が入っています。なかなか疲れが抜けないので温泉でも行きたいのですが、ままならないですね。娘の運動会も記録会も全てシカトしました。弁当制作のみでの参加です。もともとあまり興味はないんで、別に構わんのですがね。

EX LIBRIS

相変わらずタイトなスケジュールをこなしているが、31日からギャラリー猫町で猫の蔵書票展というのが始まる。趣味的な世界ではあるが奥深く私もとても好きな世界だ。私も蔵書票とその原画を出品します。前からちょっと考えてはいたのだが、こういう企画展をやってくれるといいきっかけになる。何とか時間をやりくりしてちょっと作ってみました。明日あたりに写真をアップ出来るかと思います。

この間は革を仕入れに行ったが、いよいよケツに火がついていた生地をやっと月曜日に仕入れに行く。ブックカバーの販売数が増えている為、物凄い量になるが、それでもいくらももたないのではないかと思う。売り出しかなんかと重なったらしく日暮里は物凄い混雑でなかなか仕入れがはかどらなかった。もう少し抜本的な解決策を考えなければいけないかも知れない。

トリュフオイル

070525_030009.01

近所のイタリア食材屋で探していたトリュフオイルを見つけた。100ｍｌで2.000円ぐらいするのだが、これを使うと家庭料理が俄然高級イタリアンな感じになる。私がよく使うのは目玉焼きだ。目玉焼きといってもイタリアンな感じなのだが・・・ココット皿にトマトソースを敷き、ゆでたブロッコリーとモッツアレラチーズを入れ卵2個を割りいれる。粉チーズと塩を振りかけ180℃のオーブンで30分焼き、仕上げにトリュフオイルをかける。これとバケットで立派な食事だ。カミさんも娘も大好物の一品だ。トリュフの香りが素晴らしい。一見高いようだがこれは買っとくとお得ですよ。レトルトのパスタソースに振りかけるだけでも全然違いますよ。

「佐伯祐三と佐野繁次郎展」

忙しい最中ではあるが、どうしても観たい展覧会があり神奈川県立近代美術館葉山へ閉館１時間前に駆けつける。しかも最終日だ。家の近くなので助かった。「佐伯祐三と佐野繁次郎展」どちらも私の好きな画家だ。まあ佐伯祐三はともかく、佐野繁次郎の原画を観たことが無かったので観てみたかった。この人は画家というよりは私の中では装丁家というイメージが強い。その装丁はどれも素晴らしく絵も字もとても魅力的だ。原画はいずれもかなりでかい。何を考えているか解らないような絵も多いがそれでもやはり惹きつけられるものがある。どことなくマティスに感じが近い。こういうのを観るとこの頃あまりやってないが油絵をじっくりと描いてみたいと思う。それにしてもここのレストランとミュージアムショップのしょぼさは何とかならんかねえ。ロケーションは悪くないんだけどねえ。

重厚。

Ohmiya0000

 浅草に革の仕入れに行く。今度、革展というのをやるので色んなタイプの革をあれこれ仕入れる。せっかく浅草に来たのだからと前から行きたかったレストラン大宮でランチ。カミさんはタンシチュー、私はここのシェフのスペシャリテ、若鶏の粒マスタードソースをいただく。どちらも素晴らしい味。洋食屋のノリでライスを頼んでしまったが、ここの料理はやはりバケットとしっかりとした赤ワインという感じの味。重厚です。安い店ではないが、コストパフォーマンスは抜群で満足度高し。最近銀座の洋食屋の伸びしろが無く、今いち面白くなかったが、浅草はあなどれじですね。

一段落まであと少し。

 プランタン銀座も残り2日です。まあ暇でしたね。これで何とかイベント事は一段落します。この２ヶ月ばかり私もカミさんも本当にハードで、休みがないのはもとより、徹夜まがいと出張の繰り返しで我ながらよく頑張ったと思います。ちょっと身体のメンテナンスをしなければならないかなと思います。

１ヶ月ほどやらせてもらっていた青山ブックセンター自由が丘店での本とブックカバーのフェアもそろそろ終わりますが、引き続きブックカバーは置いていただけることになりました。あちこちで品切れを起こしているブックカバーですが、是非こちらも覘いてみて下さい。もちろん「猫がいてよかった」もあります。この間こちらで私的な本の買い物をしたのですが、私好みの品揃えでした。本関連の書籍が充実してるのが好きです。やっぱりこの書店は独特の雰囲気があり、ニューヨークやパリあるいはベルリンなどにみられる「都市の書店」の匂いがあります。東京にいてよかったと思える瞬間です。

春の椿事。

 我が著書「猫がいてよかった」が紀伊国屋新宿本店で異例の頑張りをみせているらしい。回転の早いことで有名な１階の新刊コーナーに１ヶ月近くも居座り、なおかつ２列に売り場を拡大しているということだ。さして有名な著者でもなく、小さな出版社から出された本にしては珍しいことらしい。少しでも長くここに居座りたいので、ご近所の方は是非ともお求めの際は紀伊国屋新宿本店にてヨロシク。私はサッカーが好きなのだが、何だか弱小のクラブチームがチャンピオンズリーグを勝ちあがっていっているようで面白い。

今年は出ないつもりだったプランタン銀座の猫展に出ることになった。イベント続きでヘロヘロだが本もあるし、ここでしか逢わない人もいるので何とか頑張ります。金・土・日は私もカミさんも現場にいます。写真の新しい万年筆画を数点、ちょっと珍しい洋服などもちょこちょこと持って行きます。よければご来店下さい。

豊橋・静岡ツアー２

FILE0003

　写真は豊橋で食べた菜飯と豆腐田楽。食べる前までは田楽かあ・・・という感じだったのですが、大変に美味でした。大体こういうものは味噌がくどかったり、豆腐がパサパサだったりするんですが、豆腐はジューシーで味噌の味付けは抜群でした。聞けば「きく宗」というこの店は名店として名高いらしい。恥ずかしながら知らなかったです。他の料理もすべて精進料理のようなメニューですが、どれもはずれがなかったです。これ食べるだけのために又行ってもいいなあ・・・。

豊橋・静岡ツアーその１

豊橋・静岡ツアーから何とか帰ってまいりました。豊川堂という書店でのサイン会と聖というカフェでのトークショーを豊橋でやってきました。ジェントリーという長く取引していただいている渋い雑貨店のセッティングです。写真がその様子です。‘高原鉄男先生‘というのが何とも柄じゃなくおこがましく、恥ずかしいですがこの書店の担当の方が物凄くいい人で、ご厚意とお気遣いでやってくださっているのが痛いほど伝わってきたので、甘んじてしまいました。トークショーの方も私ごときが何でまたという感じなのですが、人前で話すのはあまり苦にならない方なのでかっこはついたと思います。書店もカフェも雑貨店もスタッフの方がどの方も良い人で何だかありがたい話でした。また何かやりたいと思います。例によって食い物その他も沢山ご報告があるのですが、おいおいご紹介して行きます。今年は出ない予定だったプランタン銀座の猫展に11日から出る事になりました。まだまだゆっくり出来そうにないですね。

帰京報告。

Kitakawa0000

 やっと大阪から帰ってきました。いつもながら阪神百貨店はなかなか楽しいですね。日本一の食料品売り場と私のお気に入りのスナックパークを今回も満喫してきました。しかしながらスケジュールは相変わらず厳しく、休む間もなく仕事に突入。ごっそり溜まってました。３日からは静岡の北川万年堂さんで出版記念の原画展。原画もおかげさまで残り少なくなってきました。商品在庫も厳しい限り。まあ又頑張るしかないですね。