久しぶりの更新です。7年ぶりに九州に帰っていました。半ば強引に小倉での仕事を入れ、帰りやすい環境を作りました。九州はなかなか遠く、決断をしなければ帰れない距離です。高速道路の値下げサービスも後押しした感じですかね。娘はもう九州での記憶などなく、自分の原点を見せる機会もそうそうないだろうと思い中学に行く前に連れて行こうと思いました。本当はソックスも一緒に連れて、ロードムービー風の旅にしたかったのですが、移動の距離とその間のストレスを考えるとやはり現実難しいという結論になり、ご近所の方数人のご厚意に甘え面倒をみていただく事にしました。仕事の処理が予想以上に大変で、出発したのは4月25日の夜、その夜は浜松まで走ってダウンで、24時間の温泉施設で仮眠。翌朝出発し、大阪まで走り、そこから今度は新門司までフェリーで移動。このフェリーがなかなか快適で船内のレストランでちょっと飲んで、その後は爆睡。翌朝のフェリーからの海の景色の気持ちよいこと。その後小倉に入り、昼は街をぶらぶらして時間をつぶし、夜井筒屋にて搬入。その夜は小倉のホテルに一泊し、翌日は猫展初日。その日も無事終わり、作家仲間や関係者と軽くおつかれさん会をやり、その後我々は九州自動車道を使い長崎へ。カミさんの実家に着いたのは夜中の1時近く。やれやれと久しぶりの再会のあれこれで盛り上がった次第ですね。この続きは次回に。写真は博多の激うま天ぷら屋「だるま」の写真。私がいつも夢にみている天ぷらです。九州の食べ物は結構東京でも食べられるし、実際家でもよく作って食べるのだが、ここの天ぷらだけは別格。魚3種にイカと野菜が1種類がベース。ご飯と味噌汁、食べ放題のイカの塩辛と高菜漬けがついて750円。1枚、1枚揚げたてで出てきます。追加も70円~300円ぐらい。博多の心意気です。昔より優しくなった大将とおばさんに「10年ぶりぐらいにここの定食を食べるけれどいつもここの天ぷらの夢をみています」と言うと、何よりうれしい言葉ですと喜んでもらう。「味は変わっとらんですかあ」と心地よい博多弁。少し胸が熱くなる。天ぷらにあまり気乗りがしてなかった娘も豹変してがっついている。「ほらねー、うまかろうが!」
実は私は、天ぷらが苦手なのですよ。
しかし…「夢に見る天ぷら」って・・・・・
気になるじゃないですかぁ~(笑)
九州に行きたくなりました!
投稿情報: まやみ | 2009/05/12 09:32